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M&A講座

株式交換で子会社が保有する自己株式を消却するのはなぜか(3)

株式交換において子会社が保有する自己株式を消却する実務を確認していく記事の第3回です。(前回の記事)前回から、いつもの先輩と後輩の対話を通じて会社法・税務・会計等のポイントを確認しております。今回は、自己株式消却のタイミングと消却する株式数...
M&A講座

株式交換で子会社が保有する自己株式を消却するのはなぜか(2)

前回から、株式交換において子会社が保有する自己株式を消却する実務について確認しております。(前回の記事)ここからは、いつもの先輩と後輩の対話を通じて会社法・税務・会計等のポイントを確認していきたいと思います。(文頭のマークが◆◆→先輩、◎→...
M&A講座

株式交換で子会社が保有する自己株式を消却するのはなぜか(1)

上場会社を完全子会社化しようとする場合、対価の種類によって用いられる手法が変わってきます。具体的には、 現金対価:TOB+スクイーズアウト 株式対価:(TOB)+株式交換といった実務慣行があります。現金対価の場合にはTOBを経ないことはほぼ...
M&Aとキャリア

チームプレイとしてのM&Aアドバイザリー(FA)の仕事(後編)

今回は前回に引き続き、チームプレイとしてのM&Aアドバイザリーの仕事について考えていきましょう。(前回の記事)前回はM&AアドバイザリーのFAの仕事がチームプレイになる理由を探ってみました。今回は、良いチームと悪いチームについて考えていきた...
M&Aとキャリア

チームプレイとしてのM&Aアドバイザリー(FA)の仕事(前編)

M&Aアドバイザリーのうち、フィナンシャルアドバイザー(FA)の仕事は証券会社の看板を背負ったチームプレイです。ここでいうチームプレイとは、一般的には「ディレクター、VP、アソシエイト、アナリスト」から構成される複数人で役割分担をして案件に...
M&A講座

簡易組織再編が適用できないケースとは

上場会社の完全子会社化等の案件では、親会社となる会社の株主総会決議が省略できる可能性があり、いわゆる「簡易組織再編」の制度と呼ばれたりします。似たような概念に「略式」がありますが、略式は子会社の総会の省略のための制度で、「簡易」は親会社の総...
仕事術

プレゼンが成功するかどうかは冒頭で大勢が決する!?

M&Aアドバイザリー(FA)の仕事では、クライアントとのミーティングの機会は相当に多いです。たとえば、FA選定目的のプレゼン(ビューティーコンテスト)、案件途中の主要論点整理や定例会、そしてValuation試算値の報告といった具合に、その...
仕事術

インタビューセッションを上手く進めるコツ

M&A案件において、買収監査=デュー・ディリジェンス(DD)は重要なプロセスのひとつです。実際のDDの調査は弁護士・会計士・税理士等の専門家の先生方が進め、FAはQ&Aシートのやり取りやインタビューセッションの調整等のコーディネートを担当し...
M&A講座

M&Aと人事異動 〜異動情報はトップシークレット〜

日本企業は人事異動が多く、特に4月前後には大きな人事異動がなされる傾向にあります。M&Aの検討プロジェクトは人事異動とは無関係に進むように感じるかもしれませんが、これが、意外にもかなり影響を受けたりもします。たとえば、M&Aに積極的だった事...
M&Aとキャリア

FA業務を続けていくために必要なこと(7) 〜クライアントの判断にある程度踏み込む〜

不定期企画として、M&AのFinancial Advisory業務(FA業務)を続けていくために必要なことを考えておりますが、今日は7回目の記事として、クライアントの判断にある程度踏み込むということについて考えてみたいと思います。(前回の記...
仕事術

M&A交渉術(8) 期待値コントロール

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第8回目の記事です。今回は「期待値コントロール」について考えてみたいと思います。期待値コントロールは交渉術の一種というよりは、長期的に成果を上げていくための仕事の基...
仕事術

M&A交渉術(7) グッドコップ・バッドコップ戦術

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第7回目の記事です。今回は「グッドコップ・バッドコップ戦術」について考えていきます。グッドコップ・バッドコップ戦術とは、警察に逮捕された者に対する取り調べに際し、鬼...
仕事術

M&A交渉術(6) 交渉の時間・期間を区切るべきか

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第6回目の記事です。今回は「交渉の時間・期間を区切るべきか」について考えていきます。基本的には時間を区切るのは不利になるように思います。といいますのも、時間を区切っ...
仕事術

M&A交渉術(5) パッケージ化 〜複数の争点を一度に交渉する〜

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第5回の記事です。今回は「複数の争点をパッケージ化した交渉」について考えていきます。M&Aの交渉では、争点、すなわち協議・交渉によって決着しなければならない論点が複...
仕事術

M&A交渉術(4) BATNA 〜交渉が決裂した場合に別の選択肢があるか〜

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第4回の記事です。今回は「BATNA」について考えていこうと思います。BATNAとは、交渉が決裂したときに採り得る代替案の中で最もよい案という意味で、 Best A...
仕事術

M&A交渉術(3) 代理人を使う 〜意思決定権者を前面に出さない〜

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第3回の記事です。今回は「代理人を使う」ということについて考えていこうと思います。以前「M&A案件でFAを起用すべき理由」という記事で同じようなことに触れたわけです...
仕事術

M&A交渉術(2) ザイアンスの法則 〜なぜあの担当者は毎日連絡してくるのか?〜

M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していこうという企画の第2回の記事です。今回は、ザイアンスの法則について検討していこうと思います。ザイアンスの法則とは、単純接触効果とも呼ばれますが、初めのうちは興味がなかったり、苦手だ...
仕事術

M&A交渉術(1) 質問術 〜本当に聞きたいことは悟られないように〜

今回から、M&Aアドバイザリーの仕事で活用できそうな交渉術を説明していくという企画を連載してみようと思います。今回は第1回目の記事ということで、質問術について見ていきます。「質問」という行為はコミュニケーションの基本ともいわれます。FAの仕...
M&Aとキャリア

FA業務で大切なこと 〜信頼関係の構築・・・彼がそう言うならやってみましょうか〜

FAの仕事をする上で大切なことはたくさんありますが、クライアントとしっかりとした信頼関係を構築することはかなり重要なことです。ただし、単にゴマをすったり宴席攻撃をするというのは適切ではなく、「案件を通じて気づいたら信頼関係が築かれていた」と...
M&Aとキャリア

プロジェクトリーダーの主な仕事は謝罪と立て直し

人間誰でもミスをします。どんなに気をつけていても、ミスがゼロになるということはないのではないでしょうか。個人的にもジュニアの時代に何度が大きなミスをしてしまった記憶があり、その際に、当時のプロジェクトリーダーが謝っていた場面も併せて覚えてい...
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