M&Aとキャリア

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2021年もお世話になりました

週刊連載が滞っており恐縮です。2021年も残りわずかとなりました。本業がてんてこ舞いなのは良いことではありますが、バランスが肝要とも思ったり。ところで、最近賑わいを見せていた関西スーパーの件も最高裁まで持ち込まれたものの、結局オーケーの主張...
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M&Aアドバイザリー業務に必要な知識を整理 〜転職・入社前にどこまで勉強しておくべきか〜(2021年版)

(この記事は2017年5月8日に公開した記事を大幅に加筆修正し、参考書籍も含めて2021年7月にアップデートしたものです)今回は、投資銀行(証券会社)のM&Aアドバイザリーの仕事に興味があり、転職・就職を希望している方からよく聞かれる次のよ...
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M&Aアドバイザリー業務と何重にも巡る守破離のサイクル

組織で働いている以上、月日が経てば多くの人が他者(若手)を育成するポジションにシフトしていくことでしょう。人を育てることは真剣に取り組もうとすると、とても難しいと感じています。(もしかしたら「育てる」などという考え方がそもそも思い上がりなの...
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若手育成と案件の安定遂行のジレンマ

M&Aアドバイザリーの仕事(FA業務)をしている証券会社の部署等は、一般的な事業会社と比べて人の出入り(採用・退職)が多めであると思われます。手塩にかけて育てた優秀な後輩がさらっと同業他社へ転職とかファンドへ転職とかざらにありますが、個人の...
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チームプレイとしてのM&Aアドバイザリー(FA)の仕事(後編)

今回は前回に引き続き、チームプレイとしてのM&Aアドバイザリーの仕事について考えていきましょう。(前回の記事)前回はM&AアドバイザリーのFAの仕事がチームプレイになる理由を探ってみました。今回は、良いチームと悪いチームについて考えていきた...
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チームプレイとしてのM&Aアドバイザリー(FA)の仕事(前編)

M&Aアドバイザリーのうち、フィナンシャルアドバイザー(FA)の仕事は証券会社の看板を背負ったチームプレイです。ここでいうチームプレイとは、一般的には「ディレクター、VP、アソシエイト、アナリスト」から構成される複数人で役割分担をして案件に...
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FA業務を続けていくために必要なこと(7) 〜クライアントの判断にある程度踏み込む〜

不定期企画として、M&AのFinancial Advisory業務(FA業務)を続けていくために必要なことを考えておりますが、今日は7回目の記事として、クライアントの判断にある程度踏み込むということについて考えてみたいと思います。(前回の記...
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FA業務で大切なこと 〜信頼関係の構築・・・彼がそう言うならやってみましょうか〜

FAの仕事をする上で大切なことはたくさんありますが、クライアントとしっかりとした信頼関係を構築することはかなり重要なことです。ただし、単にゴマをすったり宴席攻撃をするというのは適切ではなく、「案件を通じて気づいたら信頼関係が築かれていた」と...
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プロジェクトリーダーの主な仕事は謝罪と立て直し

人間誰でもミスをします。どんなに気をつけていても、ミスがゼロになるということはないのではないでしょうか。個人的にもジュニアの時代に何度が大きなミスをしてしまった記憶があり、その際に、当時のプロジェクトリーダーが謝っていた場面も併せて覚えてい...
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M&Aアドバイザリー業務(FA業務)とコンサルの比較

時々、学生の方や第二新卒年次の若い中途採用希望者と話す機会があるのですが、そのような方々から聞かれるのは、実はFA(M&A)と戦略系コンサルで迷ってるのですがどちらが良いでしょうか?という趣旨の質問です。一時期よりはやや下火になったのかもし...
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M&Aの買手候補にとって売手FAは邪魔という考え方もあるようですが

世の中には多くのM&A案件が進行しており、それらの案件の中にはFAを起用しないで進む案件も相当数あると思います。ところで、自分自身がFAとしてM&Aアドバイザリーの仕事をしていると、FAを起用しないM&A案件がどのように進むのか、正確なとこ...
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FAからみた専門家の先生方のイメージ・印象3 〜クライアントにとってどんな専門家が望ましいか〜

前回に引き続き、FAからみた専門家の先生方について書いていきます。(前回の記事)今回は、まとめとして、クライアントにとって望ましい専門家の姿について検討してみたいと思います。FAとしてどんな専門家を紹介したいか多数のM&A案件の経験があるの...
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FAからみた専門家の先生方のイメージ・印象2 〜会計士・税理士の先生方〜

前回に引き続き、FAからみた専門家の先生方について書いていきます。(前回の記事)今回は、会計士・税理士の先生方についてコメントします。基本的にDDの専門家という位置づけになることが多い会計士・税理士の先生方は、基本的にDDの専門家という位置...
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FAからみた専門家の先生方のイメージ・印象1 〜弁護士の先生方〜

ここ数回に亘りM&A講座として実務的な話題を記事にしておりましたので、ちょっと軽めの記事ということで、Financial Advisor(FA)から見た専門家の先生方のイメージと印象について考えてみようと思います。なお、専門家の先生方を、 ...
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M&Aアドバイザリー(FA業務)の面接対策(9) 〜面接において「会社は誰のものか?」という質問をされたとして〜

以前、中途採用の面接で聞かれるかもしれない質問を色々と考えておりました。(参考情報:前回の記事)今回、改めて追加の質問をひとつ思い出したので、そちらについて考えてみたいと思います。たとえば、中途採用の面接等で、面接官:「会社は誰のものだと思...
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FA業務を続けていくために必要なこと(6) 〜自信と謙虚の両立〜

不定期企画として、M&AのFinancial Advisory業務(FA業務)を続けていくために必要なことを考えておりますが、今日は6回目の記事として、自信と謙虚の両立について考えてみたいと思います。(前回の記事)話すときは誰よりも自信を持...
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社内人脈・社内ネットワークの重要性 〜長く同じ組織で働くメリット〜

今日は、社内の人脈・ネットワークの重要性について考えてみようと思います。特にM&AのFA(Financial Advisor)業務のようにチームで動くタイプの仕事の場合、実は社内人脈というのは相当に重要なのではないかというのが個人的な感覚で...
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FA業務のエグゼキューション40歳限界説

前回はFA業務への未経験の転職は30歳までが限界なのかについて見てみましたが、今回は、FA業務のエグゼキューションは40歳までが限界なのではないかということについて考えてみます。(参考記事)案件を取ってこれない40歳Overのディレクターは...
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未経験でのFA業務への転職は30歳が限界なのか?

時々、未経験ながらFA業務をやりたいという社会人の方と話をするのですが、大抵の場合「30歳までにFA業務を経験していないと、そこからの転職は厳しいですよね?」という趣旨の質問を投げかけられます。ということで、今回はこの未経験者のFA業務への...
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FA業務を続けていくために必要なこと(5) 〜孤独に耐え、孤独を理解できること〜

不定期企画として、M&AのFinancial Advisory業務(FA業務)を続けていくために必要なことを考えておりますが、今日は5回目の記事として、孤独に耐え、孤独を理解できることについて考えてみたいと思います。今日の記事はどちらかとい...
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