2021年もお世話になりました

M&Aとキャリア
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週刊連載が滞っており恐縮です。

2021年も残りわずかとなりました。

本業がてんてこ舞いなのは良いことではありますが、バランスが肝要とも思ったり。

ところで、最近賑わいを見せていた関西スーパーの件も最高裁まで持ち込まれたものの、結局オーケーの主張は通らずでしたね。ただ、どこぞの記事ではオーケーは実質勝ったとも言えるという論調もありました。ここまで主張合戦になるといざ買収可能となったとしてもしこりは残りますし、そうであればタダで知名度が高まったという側面だけでも万々歳という見立てらしいですね。

まあ、それはさておき日々M&Aに触れていると、日本企業のM&Aもここまで一般的になってきたのだなと思うところもあったりします。企業結合会計がはじめて制定されたのは2000年代前半だったと思いますが、その頃から比べたら雲泥の差とも言えます。

そもそも上場は手段のひとつであり、その対義語である非上場化という行為についても頭から否定するのではなく手段として合理的かつ公正であるならば、むしろそれを積極的に検討すべきという考え方も出てきております。

いわゆるアクティビストに代表されるものいう株主は嫌悪されがちですが、そういう主体がいることで資本市場としては合理化が進むという側面があるかもしれません。あと二世代位経てば「会社は株主のものである」という原則がより受け入れられるのではと邪推しているところであります。

そんな感じで2021年も光陰矢の如し。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

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