仕事術

情報管理の観点で最優先に注意すべき会議のマナー

M&Aアドバイザリーの仕事をしていると多くの会議に参加することになります。今回は、クライアント等の外部のオフィスでの会議の際に最優先で注意すべきことについて考えてみたいと思います。外部のオフィスでの会議の注意点M&Aの仕事は情報管理が最重要...
M&Aとキャリア

M&Aアドバイザリー業務(FA業務)とコンサルの比較

時々、学生の方や第二新卒年次の若い中途採用希望者と話す機会があるのですが、そのような方々から聞かれるのは、実はFA(M&A)と戦略系コンサルで迷ってるのですがどちらが良いでしょうか?という趣旨の質問です。一時期よりはやや下火になったのかもし...
M&Aとキャリア

M&Aの買手候補にとって売手FAは邪魔という考え方もあるようですが

世の中には多くのM&A案件が進行しており、それらの案件の中にはFAを起用しないで進む案件も相当数あると思います。ところで、自分自身がFAとしてM&Aアドバイザリーの仕事をしていると、FAを起用しないM&A案件がどのように進むのか、正確なとこ...
M&A講座

連結納税グループの子会社売却時に「投資簿価修正」が必要なのはなぜか

前回の記事で、株式譲渡の事前に特別配当をすればタックスメリットがとれる「かもしれない」という話題を挙げました。言い切りにならず、「かもしれない」となるのは、連結納税を採用している場合は投資簿価修正が入るためタックスメリットがとれない可能性が...
M&A講座

株式譲渡の事前に特別配当をすればタックスメリットがとれる(とは限らない話)

今日は株式譲渡の事前に特別配当をすることによるタックスメリット(税務上の恩恵)について検討してみようと思います。かなり長大なストーリーになりましたが、簡単な数値例を使いながら説明しておりますし、連結納税導入済の場合の留意点(投資簿価修正)に...
M&A講座

M&Aのタイプを3つに分けてみよう(後編) 〜FAとして留意すべきポイント(承前)〜

M&Aのタイプを3つに分けて考える記事の最終回です。(前回の記事)再掲ですが、タイプというのは、事業会社のようなストラテジックバイヤーがM&Aに取り組む目的のことで、 水平型M&A(スケールメリットの享受) 垂直型M&A(バリューチェーンの...
M&A講座

M&Aのタイプを3つに分けてみよう(中編) 〜FAとして留意すべきポイント〜

前回から、M&Aのタイプを3つに分けて考えております。再掲ですが、タイプというのは、事業会社のようなストラテジックバイヤーがM&Aに取り組む目的のことで、 水平型M&A(スケールメリットの享受) 垂直型M&A(バリューチェーンの強化・統合)...
M&A講座

M&Aのタイプを3つに分けてみよう(前編) 〜水平型・垂直型・新規型〜

今回は、M&Aのタイプを3つに分けて考えてみようと思います。タイプというのは、事業会社のようなストラテジックバイヤーがM&Aに取り組む目的のことで、 水平型M&A(スケールメリットの享受) 垂直型M&A(バリューチェーンの強化・統合) 新規...
仕事術

M&Aアドバイザリーの仕事ではメールをどのように整理しているのか?

M&Aアドバイザリーの仕事をしていると、日々無数のメールをやり取りすることになります。複数の案件が並行している際には1日に数十件のメールが飛び交うこともしばしばですし、また、直接案件に関係ないような会社からの管理面のメールも何件かは飛んでき...
M&A講座

カーブアウト案件の買手の留意点(後編) 〜事業買収 or 株式買収〜

前回から、カーブアウト案件の買手の留意点を見ています。前回はスタンドアローン問題とそのValuation上の考え方の概略について触れました。今回は、買収スキームの話題として、 事業買収 株式買収の2つの手法について見ていきます。カーブアウト...
M&A講座

カーブアウト案件の買手の留意点(前編) 〜スタンドアローン問題〜

前回までの記事で、事業のカーブアウトの手法として、会社分割と事業譲渡を比較しました。今回は、事業のカーブアウトを受ける側、すなわち事業の買手のFAとして起用された場合を想定して、買手目線ではどのような点に留意しておくべきか見ていきたいと思い...
M&A講座

事業のカーブアウトの手法(後編) 〜会社分割と事業譲渡の実務的な比較〜

事業のカーブアウトの手法として、会社分割と事業譲渡の比較をしております。今回は、理論的な差異の残りの部分と、実務的な差異についてみていきます。会社分割と事業譲渡の比較 〜理論的な側面(承前)〜会計・税務の差異理論的な側面の差異の最終項目とし...
M&A講座

事業のカーブアウトの手法(前編) 〜会社分割と事業譲渡の理論的な比較〜

M&Aアドバイザリーの仕事では、子会社の売買のみならず、クライアント自身が保有する事業を切り出して売却したいというニーズにも応えていく必要があります。これがいわゆる、事業の切り出し(カーブアウト)と呼ばれるものです。カーブアウトの手法として...
M&A講座

DD報告会 〜DDの検出事項をどのように取り扱うか〜

先日、FAから見た専門家の先生方のイメージを記事にしました。(参考記事)専門家とクライアントとが会話をする重要な場面のひとつに、DD報告会があります。このような会議において、専門家とクライアントが会話をするとどうしても双方の理解が進まなかっ...
仕事術

エクセルで財務モデルを作るときに守るべき最優先のルール

M&Aアドバイザリーの仕事には、Valuationモデルを含む財務モデルをエクセルで作って分析するというものがあります。今回は、エクセルで財務モデルを作るときに最優先すべきことを考えてみようと思います。Valuationのレビューをするよう...
M&A講座

組織再編の四きょうだい5 〜独禁法対応〜

会社法に定められる、組織再編行為である、合併、会社分割、株式交換及び株式移転の4つの手法についてそれぞれの特徴を比較してみようと思い、先輩と後輩の対話仕立てで記事にしております。今回は連載第5回(最終回)ということで、独禁法対応を確認してい...
M&A講座

組織再編の四きょうだい4 〜税制適格と金商法対応〜

会社法に定められる、組織再編行為である、合併、会社分割、株式交換及び株式移転の4つの手法についてそれぞれの特徴を比較してみようと思い、先輩と後輩の対話仕立てで記事にしております。今回は連載第4回ということで、税制適格や金商法対応を確認してい...
M&A講座

組織再編の四きょうだい3 〜債権者保護手続〜

会社法に定められる、組織再編行為である、合併、会社分割、株式交換及び株式移転の4つの手法についてそれぞれの特徴を比較してみようと思い、先輩と後輩の対話仕立てで記事にしております。今回は連載第3回ということで、債権者保護手続を確認していきます...
M&A講座

組織再編の四きょうだい2 〜簡易・略式の制度について〜

会社法に定められる、組織再編行為である、合併、会社分割、株式交換及び株式移転の4つの手法についてそれぞれの特徴を比較してみようと思い、先輩と後輩の対話仕立てで記事にしております。今回は連載第2回ということで、略式・簡易の制度を確認していきま...
M&A講座

組織再編の四きょうだい1 〜まずはそれぞれの特徴から〜

会社法の組織再編行為として、 合併、会社分割、株式交換及び株式移転の4つの手法があります。これらについてそれぞれの特徴を比較してみようと思い、先輩と後輩の対話仕立てで記事にしました。(文頭のマークが◆◆→先輩、◎→後輩 です)組織再編の四き...
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