週刊M&Aバンカー第23号:「気持ちを変えて頑張ろう」はもうやめよう

週刊M&Aバンカー
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2021年あけましておめでとうございます。

年明けというのは面白い仕組みで、本来は何も変わっていないのに心機一転気持ちが新たになる面白い仕組みですという話は以前の新年の記事でも述べたところです。

ポイントは「本来は何も変わっていない」というところであり、2020年の世界と2021年の世界は同じであるにもかかわらず、人が決めた「暦」という仕組みの上では”何かが変わった”という認識になるということです。

根源的には暦は架空のものですし、そんなことを言い出したらお金だって幻であります。

そのような、本当はないけれどもあるとみんなが信じているからあるようになっている気になっているものを、すこし距離を置いて見てみることも時には大事なことかもしれません。

さて、今回の週刊M&Aバンカーは、

【仕事術】「気持ちを変えて頑張ろう」はもうやめよう

です。

【仕事術】「気持ちを変えて頑張ろう」はもうやめよう

新年1回目の記事ということで、よくある「今年頑張ること」の設定についてちょっと考えてみます。

先にも触れたとおり、新年という仕組みに乗っかって”気持ちを新たに〇〇をがんばろう”という意思を持つことはよくあります。

今年やることリストを作ってみたり、習慣化したいものを考えてみたりするのもその一環でしょう。

そのこと自体は悪くないですし、むしろすごく良い第一歩と思います。

問題は、その「やりたいこと」を意思・気持ちの力でなんとかしようという取り組み方にあります。

意思力で行動を継続できることも才能

世の中には色々な才能がありますが、意思力を高く持ち自制心を保ち続けてコツコツとやるべきことをやり続けられるというのも才能の一つです。

ゆえに、その才能がないひとは残念ながら「頑張ろう」という気持ちだけで何かを継続化・習慣化できる可能性は低いと言えます。

たとえば、学童期の夏休みの宿題を8/31間際になって慌てて片付けていたひとは「コツコツ続ける意思力の才能」はないものと考えた方がいいでしょう(すなわち、当運営者のこと)。感覚的には人口比10%位の方しかこのコツコツ意志力を持っていないという印象です。

意志が弱いなら仕組みで解決するしかない

ということで、意志力が弱いひとは何で解決するかといえば、仕組みで解決です。

要はやらなければならないという環境に自分を置くということです。たとえば、

  • やることを対外的にアピールして家族・友人にコミットする。または友人と一緒にやりたいことに取り組む(例:読書を継続するために、1週間に1回新しい本を読んで感想を送り合うといった感じでお互いにやることをチェックし合う)→やらないことが「恥ずかしい」という感情を刺激
  • 英会話スクール・資格スクール等やりたいことに必要なのがお金を先払いすることであれば払ってしまう→やらないことが「もったいない」という感情を刺激
  • やめたいことがあるなら、そのやめたいものを物理的にカットする(例:スマホで無意味な時間を過ごしたくないなら、スクリーンタイムでアプリの利用制限をするとか、そもそもアプリを削除する。テレビを見たくないなら、アンテナ線を引っこ抜く。)

といった感じです。

個人的には、やめたいものから物理的に離れるのテクニックは強制的に生活を変えられるのでオススメです。

いずれにせよ、各人それぞれがおかれた環境下でいかに仕組みとしてやらざるを得ない状況を作り込むかが大切です。意志力をはた書かせるところはその「環境づくり」がほとんどであり、環境を整えたあとは、感情として「やらなきゃまずいよね」っていう状態に陥り、ラットの如く車輪を回し続けられればベストです。

さいごに

何かをはじめるなら何かをやめることからはじめなければならないという話を以前書いたことがあります。

(参考記事)

新しいことを始める前にやっておくべき1つのこと
今日は新しいことを始める前にやっておくべきことについて考えてみたいと思います。 新しいことを始める前に 2017年度がスタートし、進学、進級、転勤、転職等、環境が変わった人も多いと思います。特に環境が変わらない人も新たな気持ちで新年度を...

それとの両輪として、何かを続けるためにはやらざるを得ない環境を自ら作るということも重要であると考えます。

要は、人間ふつうは基本的にナマケモノなので、やるかやらないかは環境によるってことで、それをなんとかしましょうということです。

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