今日は新しいことを始める前にやっておくべきことについて考えてみたいと思います。
新しいことを始める前に
2017年度がスタートし、進学、進級、転勤、転職等、環境が変わった人も多いと思います。特に環境が変わらない人も新たな気持ちで新年度をスタートしていることでしょう。
そんな中「今年度こそはあれをやろう!」とか何かに着手しようと思っている人が結構いるのかなと思います。
今日はそんな人に伝えたい1つのTipを紹介します。
そもそもいま時間的な余裕がありますか?
そもそも、現代は「時間が余り余っているよ!」なんて人はあまりいなくて、皆さんそれぞれが各人のやるべきことをたくさん抱えている状況だと思います。そう、みんなもうすでに十分「時間を費やす活動が決まっている」状況なのです。そんなところにさらに「あれもやろう」と思っても、それをどこに組み込むというのでしょうか。
- 隙間時間を使う?
- 早起きを始める?(睡眠時間を減らす?)
- 仕事帰りにカフェで作業する時間を作る?
いろいろなアイディアがあるかもしれませんが、新しいことを現状の生活にねじ込む前に、もっとやるべきことは他にあるのです。
やらないことを決める(やめることを決める)
ポイントは、やらないこと・やめることを決めることです。
自分の普段の時間の使い方を冷静に観察して、相応に時間がとられている活動が何かあると思います。たとえば、
- 惰性で見てるテレビ番組
- 過度なネットサーフィン
- 通勤電車の延長で触ってしまうスマホゲーム
- つきあい残業
- 生産的でない飲み会
などなど。普段の生活を振り返ってみると、「あれは無駄かもな」ということがたくさん見つかるはずです。
いきなりゼロにすることが難しいもの(たとえば趣味のネットサーフィン)とかもあるかもしれませんが、とにかく「やらない・減らす」という心構えで、いまの生活に空き時間を大きく作ることが大事だと思うわけです。
すなわち、隙間時間を作るのに注力するのではなく「やめるべき活動」を勇気を出してやめて、ぽっかりと空く時間帯を作ろう!ということなんですね。
さいごに
私の場合、半ば惰性で続けていたある活動をやらなくなって大きな時間が生まれました。やめてみると、最初の数日は空いた時間で退屈さを感じていましたが、徐々にやりたいことが浮かび上がってくるようになりました。
そういえば、どこかで「退屈」の大切さという話を聞いたことがあります。次はそれについて考えてみようかなと思います。