このサイトを立ち上げた背景 〜最初の挨拶〜

M&Aとキャリア
この記事は約3分で読めます。

はじめまして。運営者のaoiです。

最初の記事ということで、このサイトを立ち上げようと思った背景について少し書いてみようと思います。

M&Aの実務で使える知見を共有したい

M&Aアドバイザリーの実務は、Valution並びに法規制及び会計・税務といった多方面の専門知識が要求されます。

Valuationは投資銀行の専門領域で、それに関するクライアントの期待は高まる一方ですし、法規制や会計・税務についても、最終確認は弁護士や会計士等の専門家になされる前提であるものの、実務上はその前さばきとして、投資銀行に対してもハイレベルなコメントが求められます。

私がジュニアであった頃は、それらの専門知識を獲得するため、書籍のみならず、実際の法令の条文や会計基準の原文を確認して、ひとつひとつ積み上げていくという膨大な時間を要する作業をこなしてきました。

もし、その頃にM&Aに関連する専門知識を踏み込んで解説してある何かがあったなら、もっと効率的に時間を使えたし、いろいろ助かっただっただろうなと思ったことがサイト作成のきっかけです。

M&Aに関しての専門知識といっても、文献や法令・会計基準の条文を調べれば誰でもわかる内容を一般論でまとめることにフォーカスすれば、実業務とのコンフリクトもなく、それを作る自分も知識を整理できるという利点があります。

まだまだ自分自身、日々勉強中の身ではありますが、仕事を通じた所感なんかも含めて残し、それを見て活用してくれる方がいらっしゃるならば、いっそう記事の作りがいがあると感じています。

これからはM&Aに関与する方がもっと増えていく

世の中の流れとして、M&A取引は今後も引き続き増えるだろうと言われており、M&Aに関与することになる方も増加傾向にあります。

M&Aは景気に左右されにくいとも言われます。世の中が好景気のときは各社が積極的な買収を検討し、世の中が不景気になると不採算部門の切り出しを検討するということで、いずれにせよM&Aは重要な経営の選択肢の一つであり続けます。

今はまだM&Aにとりくんだことのない事業会社でも、今後はM&Aが選択肢のひとつになっていく流れにあり、関与する方も増えるだろうと考えています。

M&Aアドバイザリーの仕事への転職・就職を検討している皆様へ

M&Aに新たに取り組む事業会社が増加する傾向にある中で、昨今の採用市場の盛り上がりもあって、M&Aアドバイザリーの仕事をしようと転職や就職を検討する人が多くなっています。

ただ、私もそうでしたが、M&Aアドバイザリーの仕事の実情と言いますか、本当のところというのは入ってみてようやくわかる部分がかなり多くありました。

もし、入社以前にもっと情報があれば良かったなという思いもありました。

なので、個人的なM&A実務の感想のような記事かもしれませんが、M&Aアドバイザリーの仕事をしながら感じてきたことも書いていきたいと思います。

M&Aに関連する全ての皆様に活用されるサイトを目指す

ということで、いま実際に投資銀行等でM&Aアドバイザリーの仕事をしている方はもちろんのこと、転職・就職検討中の方や、今後増えていくであろう事業会社でM&Aに取り組むことになった担当者の方等、全ての皆様が、M&Aについて調べようと思ったときに、「まずはあのサイトで探してみよう」と思っていただけるようなサイトになれるよう尽力していきたいと考えています。

皆様の実務上の疑問点等についても可能な範囲で回答していきたいとも考えておりますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡いただければ幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

2017年5月1日 運営者 aoi

error: Content is protected !!